デジタル通貨に向かっているはず。
2024年
日本のお札が変わります。今までこんなに早く発表することなかったことに違和感を持つ。
なぜこんなに早めに発表を?
そもそも新札を発行する理由は?
一応財務省のHPを見て見ます。
一、偽造されたお金が広く出回ると、国民の皆様が手に取ったお金を信用できなくなったり、場合によっては被害を受けたりしてしまいます。
そうしたことを防ぐため、紙幣については、これまでも概ね20年毎に改刷(紙幣の偽造防止技術やデザインを新しくすること)を行ってきました。
そうした中で、
(1) 現在発行している紙幣は、2004年に発行を開始して以来、20年近くが経過し、その間に民間の印刷技術が大幅な進歩を遂げていること、
(2) 目の不自由な方や外国人のためにも、ユニバーサルデザインの考え方を踏まえた紙幣デザインが世界の潮流であること
などを踏まえ、より偽造しにくく、誰にとっても使いやすい紙幣となるようにするため、一万円券、五千円券及び千円券の3券種の改刷を実施することとし、2019年4月9日に発表しました。
なるほど。
理由は納得。
そのタイミングとこれが重なったということか?
中銀、デジタル通貨「バコン」の正式運用を開始(カンボジア)
2020年11月12日
ブロックチェーンの技術開発などを行う日本のソラミツによるとカンボジア国立銀行
(NBC、中央銀行)は10月28日、同社と共同で開発したデジタル通貨「バコン」の
運用を正式に開始した。
ソラミツのロゴ(ソラミツ提供)
「バコン」はスマートフォンのアプリを使い、電話番号またはQRコードで店舗への
支払いや個人間・企業間の送金ができる決済システムだ(2019年12月26日記事参照)。
バコンは多要素認証の本人確認システムを構築しており、エンドユーザーはSMS検証
を使用して少額決済が可能なバコン口座を開くことができる。ただし、高額決済が可
能なバコン口座の開設には、アプリを使用または銀行の支店で政府IDを登録し、厳格
な本人確認を行わなければならない。
バコンは2019年7月からアクレダ銀行、バタナック銀行、外国貿易銀行、ウィング
の4つの金融・決済機関と連携してパイロット事業を始め、カンボジア国内で現在18
の金融機関の決済システムと連携が可能になっている。
特徴としては、同社が開発したブロックチェーン「ハイパーレジャーいろは」を活
用していること、決済手数料が無料であること、高速取引できることなどが挙げられ
る。スマートフォンに使い慣れている若い世代が利用しやすいと考えられるが、NBC
が狙いとしているのは、銀行口座を保有していない金融サービスにアクセスしにくい
カンボジア人の金融包摂だ。
ソラミツによると、デジタル化された通貨リエルは現金に代わる取り組みとしてで
はなく、市中で多く流通しているドル依存を減らしリエルを強化する取り組みと捉え
ているという。
デジタル化されたリエルは既存の銀行口座に裏打ちされているため、取り付け騒ぎ
と流動性リスクは最小限に抑えられる。中央銀行によるブロックチェーンを活用した
デジタル決済の実用化はバハマに次ぐ先進的な取り組みで、今後もバコンの動きに注
目が集まる。
(井上良太)(カンボジア)